HOME>トピックス>素材を育てることから始まり徹底的に手間ひまをかけて作る

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なぜこの地で家具づくりが盛んになったのか

和箪笥

広島県府中市は、家具造りで有名な都市でここで作られた家具は府中家具と呼ばれ全国的にも有名です。この地で家具造りが有名になったのは今から300年ほど前に大阪でタンスづくりを学んだ職人がその技術を伝えたこと、中国山地の良質な木材がこの地に集まっていたことなどの理由があります。

ここで出来た家具は何が良いのか

大工仕事

府中家具の最大の特徴は美しい見た目ながら、防湿性が高く虫が寄り付きにくいという性能面でも優れているという点です。その理由には、使用する木材をじっくりと時間をかけて育て上げていくということがあります。桐を使う場合は最低3年、ケヤキの場合は何と10年もの月日をかけて、雨風にさらして育て上げます。これにより、審美性・機能性に優れた家具が出来上がります。

一つ一つ惜しむことなく手をかけて作ります

和箪笥

そうしてじっくり育て上げた木材を一つ一つ熟練の職人が丁寧に手間をかけて作り上げるということも、この府中家具の良さを生み出す要因の1つです。角部にトメを付ける際や、釘を一本打つ際にまでさまざまな部分にこの府中家具ならではの工夫をすることで、丈夫さと重厚感を引き出します。さらに特徴的な工法に底板アーチ書こうというものがあり、この工法により重量物が引き出しの中などに入ったとしても、底板部を少し反らすようなつくりをすることで重いものが入った時でもスムーズに取り出すことができるような加工になります。

購入しやすくなり全国へ届くように

男性作業員

府中家具が全国的に有名になったのは、そのようなこだわりある製法による高性能な家具を通販などで手に入れられるようになったことが大きいでしょう。さらに地元企業などもSNSなどで情報発信を盛んにしてくれるようになったということも、この府中家具の良さが全国的に知れ渡るようになった要因の1つといえます。

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